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記憶の中の詩

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2006-09-20 [ Wed ]
古い写真を見せられた。
小さな女の子が古い家の前に立っている。
人見知りは人七倍くらい強いはずだが、
ほよんとくつろいだ表情。

「ね、可愛いでしょう」
「ほぅ・・・」
「さらってかれないか心配でしかたなかったわ」
「う゛~~~ん・・・
私もさらっていきたいかもしれない。
でもすぐに見透かされて、さらわせてもらえない気がするわ」

爆笑。

写真の女の子は、4つくらいのときの私。
最近家を1軒ひき払ったので、昔の写真をいろいろ譲りうけてきた
中にあったものらしい。
「すごく可愛い」という予告編は誇大広告か、
でなければ「昔はこんなに可愛かったのに・・・」という
過去完了形の当てこすりと思っていたが、
あながち嘘でも皮肉でもないのである。
カメラ・マンは祖父なので、安心しきって甘えた姿をしているようだ。

でも。
なんだか、可愛くない。
あどけない女の子がくつろいだ姿なのに、なぜか隙がないのだ。
「オバチャン、怪シイ」私は小さいときの自分の口真似をしてみせた。
「オバチャン、変ナ人。
私ツイテイカナイ。ココニイテ遊ンデルワ」
また爆笑。
「そんなことおっとり言われたら、怖くてさらってなんか行かれないわ」
大人になった自分をさえ怪しんで懐かない子供って、なによ。
もちろん怪しまれて懐かれない大人も、なによ。
・・・こんなふうに自分をすらつき放して見るところが
相変わらず可愛くないのよね、
というかこういう皮肉屋で毒舌家のところが、
祖母の DNA をそっくりうけ継いでいる遺伝体質だ・・・と、
笑いながらふと思った。
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